エブリ ヘアカラーに関する Q&A



ムラ染めになるのですが?

髪は部分によって染まりにくい&染まりやすいところがあります。
特性をよく知り染める順番を工夫しましょう(^^)

染まりにくい部分
・えり足 (首のはえぎわ)
・サイド(もみあげも含む耳のまわり)
・頭の後ろ(後頭部)

染まりやすい部分
・前髪
・頭のてっぺん

さらに、染まりやすい条件として、

A.温かいと液の反応が活発になる
B.傷んだ髪はキューティクルが開いているのでよく染まる

があります。

よって、体温(36度)と室温の差がある場合は暖かい根元がよく染まり、毛先など傷んでいる箇所はそこだけよく染まります。

染める時の基本は「染まりにくい部分」から塗り始めますが、新しく生えた髪を染める場合は根元から染め始める手順もありますので、ここでは、カラーの特性のみ知っておきましょう。

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染まりを良くしたいのですが、どうすればよいですか?

放置時間を長めにするという方法が一般的ですが、ヘアカラーの場合、40分以上の放置は かえって髪を傷めますし、染まりもほとんど変わりませんのでやめましょう。
また、暖かい場所で染めると、薬液の反応が高まり良く染まります。室温が20度以上ある場所で使いましょう。
"液の量が足りずに、最後のほうは薄くのばした"は論外です。最後ほど放置時間が短く 染まらなくなりますので、液は余るくらいたっぷり用意しましょう。
さらに、染めた色を長く楽しむために、髪を傷めないようアフターケアにも注意を払うとベストです。

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カラー色を長く楽しむ方法を教えて下さい。

ヘアカラー後の髪はアルカリ性に傾き、キューティクルが開いた状態になっています。
この為、シャンプー時に、髪内部のカラーやタンパク質が流れやすくなっていますので、 カラー専用のシャンプー、トリートメントでキューティクルをひきしめることをオススメします。
また、すすぎはぬるま湯でし、必ず乾かして寝るようにしましょう。
強いブラッシングや熱いコテ巻きもキューティクルを傷め、退色につながりますのでご注意を。

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商品のカラーガイドと全く違う色になったのですが?

仕上がり色は、前に染めたカラーに左右されます。
たとえば、ヘアカラーで赤茶色に染めた髪をブリーチ(明るく脱色)すると、オレンジっぽくなります。これは、髪のメラニン(黒茶)が分解されて明るくなっただけでなく、カラー剤に入っていた茶色や青などの色素が落ち、オレンジ味だけが残ったからです。

このように、[土台のもと髪色]+[以前のカラーの染料]+[今回したカラー]が混ざった色が『仕上がり色』になります。
ヘアカラーの染料は「青」「赤」「黄」「茶」など何種かの組み合わせでできており、抜けやすい染料・抜けにくい染料があります。
傾向としては、「赤」や「黄」 が抜けにくいので、カラーが退色した場合や、次のカラーをした時にオレンジ っぽくなってしまうケースが多く見られます。

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すぐに色落ちしてしまったのですが、何が原因ですか?

色落ちの原因としては、髪質とヘアカラーの相性が悪い場合もありますが、
1.ヘアカラーした時の髪の状態(主に傷み)
2.お使いのシャンプーとの相性(主に洗浄力の強さとpH値)
などでも違ってきます。

1に関しては、傷んでいる髪ほど色が入りやすいが落ちやすくなります。
2に関しては洗浄力がやさしい「カラー専用」「ダメージヘア用」がおススメです。

そのほか日光による色やけ、使用しているスタイリング剤や水質(温泉などは特に)も考えられます。
また、色によって「持ち」が変わります。エブリの紹介文にはそれぞれ色持ち期間が 書いてありますが、2~3日で取れた場合はご相談ください。

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パーマとヘアカラーをしたいのですが、どちらが先のがいいですか?

パーマを先にして下さい。理由は、パーマ液で色が落ちてしまうことがあるからです。
なお、パーマ後の髪は、傷みやすい状態になっていますので、カラーリングは一週間以上空けて行ないましょう。

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カラーリング後、雨や汗で色落ちしませんか?

染毛直後はヘアリキッド、ヘアトニック、養毛剤 などのアルコールを含んだものを使ったり、髪が塗れていると衣服や枕カバーを汚すことがあります。

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美容室のものより、髪が傷むのでは?

美容室のカラーリング剤も一般品も、基本的な成分は同じです。
ただ、美容室では髪質や髪の状態を診断して染毛やアフターケアを行います。
染毛のしくみを知れば、ほぼ同レベルでカラーを楽しむ事が出来ます。自分で判断できないことや疑問に思う事があれば、お気軽に問合せください。

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パッチテスト(皮膚アレルギー試験)は毎回必要なのですか?

過去に何回もヘアカラー(酸化染毛剤)をしてもかぶれなかった人が、体質の変化などである日突然かぶれてしまうことがありますので、前に使ったものと同じヘアカラーをする場合でも、その都度パッチテストが必要です。
(パッチテストのやり方は「使用説明書」に書いてあります)
もし、かぶれの症状が生じた場合は、自分の判断で薬などは使用せず、皮膚科専門医の 診断を受けてください。

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使用後に残ったカラー剤は保存できますか?

エブリ ヘアカラーは、1剤2剤を混合してその化学反応で髪を染めますので保存できません。
混合してすぐは反応が強く、徐々に弱まり40分ほどで効果がなくなります。(使用直前に液を混ぜるのはそのためです)
また、混合したものを密閉容器に保存すると、発生する酸素で容器が破裂するおそれがあり危険ですので、余った液は捨ててください。

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染めた髪色が気にいらない場合、変えることはできますか?

染めた髪色の上に色をさらに加えたり、市販のハードブリーチ剤でいったん色を落としてから、染め直す方法が考えられます。
ガラっと色めを変えたい場合は後者の方法を取ります。

ちなみに「エブリ ヘアカラー」で染めた後、ハードブリーチ剤で取った場合は以下のようになります。

=白髪の場合=
それぞれの色で染めた後、ハードブリーチ剤を使用した場合は( )内の色が残ります。
●きれいに色が取れるもの
ブルーフィッシュ・ミンクブラウン・エレファントグレー・ラビットベージュ
●ごくうっすら色が残るもの
フロッググリーン(うす黄色)
●色が残るもの
パロットレッド(薄オレンジ)・バタフライパープル(薄オレンジ)

=黒髪の場合=
上記の「きれいに色が取れるもの」はハードブリーチ剤でヘアカラーの染め色が取れます。(同時に、髪が明るく脱色されますのでご注意ください。)
「色が残るもの」の場合、明るく脱色され、そこに上記の「残る色」が混ざりますので、「黄味やオレンジ味の明るい茶」に仕上がります。

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明るくなりすぎた髪をもとの色に戻すにはどうすればよいですか?

「どの位の期間、どの程度戻したいか」によって、使うものを選びましょう。

●その日だけ戻す
暗い色のカラースプレー(髪色もどし)などの一回のシャンプーで取れるものを使用する。

●少しだけ色を暗く戻す
・カラートリートメント(リンス)タイプのダーク系色を使う
・明るい髪を少し暗くするダーク系ヘアカラーを使う

●黒髪に戻す
・ターンカラー(髪色もどし)のヘアカラーを使う
 ターンカラーでも「黒」ではなく「ダークブラウン」や「1週間だけ染めるもの(1週間で徐々に色が落ちる)」など便利なものがあります。

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